ゲームのアイデアだしに使える方法としてバグリストを紹介する
バグリストとは
タイマーを10分にセットし、不愉快なこと、出会った嫌なことをジャンルや新旧に囚われず、とにかく書き出すことによって作成するリストのこと。
不快なことを書き出すことにより、ストレス解消の効果があるほか、リストの中から解決するべき問題を見つけるためのヒントを得ることができる
ゲームのアイデアだしにバグリストを活用する
今までの経験からゲームに関する嫌なこと、不愉快なことをひたすら書き出してみる。
例えば以下のようなものだ
- レベル上げがだるい
- 難しくて全然クリアできない
- ルールが覚えづらい
- 課金している人と対戦すると全然勝てない
- 久しぶりにプレイすると何をしたら良いかわからなくなる
- キャラクターが好みでない
- ゲーム内の移動がめんどくさい
- ロードが長い
- 値段が高い
- 片手間で遊べない
- 子供と一緒に遊べない
- 敵の攻撃モーションがわかりづらい
- なんでやられたのかがわからない
- 謎が解けず先に進めない
- コマンド入力がめんどくさい
- 弱い敵とのバトルがめんどくさい
- ゲームセンターでないとプレイできない
いくつか挙げたが他にも色々とあるだろう。
自分で項目を列挙したら、その中からゲームのアイデアにできそうなものや、ゲームを改善できるものを探してみる。
例えば"ゲーム内の移動がめんどくさい"という不愉快に対しては、改善策としてファストトラベルシステムを導入したり、移動中に見える景色や音楽を工夫することで飽きさせない仕組みを作ることができるだろう。さらにDeath Strandingのようにゲームの移動それ自体を目的にゲームをデザインすることもできる(厳密には移動ではなく繋がりを作ることが目的だが)。
まとめ
ゲームのアイデアだしや、改善策を考えたい時にはバグリストを活用してみるのも良いだろう。今まで気づけなかった自分の中にある新しい視点に気付けるかもしれない。
参考書籍