gametips

ゲーム作りに関するあれこれ

ゲーム作りにおいて求められている体験の見つけ方その3

前回、前々回とゲーム作りにおいて求められている体験の説明をした

  

ゲーム作りにおいて求められている体験の見つけ方その1 - gametips

ゲーム作りにおいて求められている体験の見つけ方その2 - gametips

 

今回はその3という事で自分、周りの人たち以外でゲーム作りにおいてプレイヤーに求められている体験を 周りの人たち以外から見つける方法を考えてみる

 

その方法は学問から学ぶ、ということである

 

具体的な例を挙げていこう

心理学

 心を理解すると書いて心理学、これはどのような事柄が人の心に影響を及ぼすのか、人の行動がどのような考えからくるのかを研究する学問である。体験を重要視するゲーム作りにおいて心強い味方になるだろう。心理学はプレイヤーが求めている体験を見つけることだけではなく、どのように提供するかを考えることにも役立つ。

 

デザイン学

その名の通りデザインに関する学問である。どうやったら人によく認識してもらえるか、どうやったら使いやすいか、このデザインは人にどのような体験をもたらすことができるかなどを考え、それを形にする。工業製品など、物を作ることとデザイン学は切り離せないだろう。

 

行動経済学

個人的に好きな学問。一昔前まで人は合理的に行動するという前提の元様々な理論が提唱されてきたが、この行動経済学は"人ってそんなに合理的じゃないよね?"という考えを持ち、人の合理性を緩めより現実に即した説明を行うようにした。この学問はどちらかといえば求められている体験の見つけ方よりも、体験の提供の仕方へのヒントが大きいかもしれない

 

3つほど例を出したが、これ以外にもゲーム体験の発見、提供に役立つ学問は沢山あるだろう。ただ学問名だけ出しても仕方がないので今後はこれらの中から具体的にゲーム作りに応用できるノウハウを共有していきたい